アベノミクスによる金融緩和政策は円安、株高を招き、日経平均は4月に15年ぶりに2万円を超えた。これはプラス材料のように思えるがしかし、世界的に有名な投資家のジム・ロジャーズ氏は、金融緩和の果てにはハイパー・インフレが待っていると警告する。
「今回の日本銀行が行った金融緩和策のように無限に紙幣を刷り続けて成功した例は世界中で一つもない。最期はハイパー・インフレになるのが目に見えている」と語っている。
ハイパーインフレでお金が紙くずに
ハイパー・インフレが起こるとどうなるのか、実際の例を見てみよう。
アフリカのジンバブエでは、ムガベ大統領の独裁によって経済が大きく混乱。2008年には2億3100万%という天文学的なハイパー・インフレに見舞われ、通貨は文字どおり紙くず同然になった。大規模なデノミも実施され100兆ジンバブエ・ドル紙幣が発行されるという異常事態に。
このようなハイパー・インフレ状況下では当然、国の経済活動はマヒ、国庫金の残高は217ドルにまで落ちた。ジンバブエ・ドルは2015年6月に通貨廃止が公式発表され、米ドルに交換する場合のレートは、1米ドル=3京5000兆ジンバブエ・ドルだという。
ここまで驚異的な数字ではないものの、アルゼンチンは1989年には約5000%というインフレ率を記録している。また、ソ連崩壊後のロシアでも大規模なインフレが発生。1992年のインフレ率は約2500%にもなった。
https://zuuonline.com/archives/71439
この記事には続きがあって、リスクヘッジのためにFXをやりましょうとか、システムトレードをスタートさせましょうという話をしていました。
先進国がジンバブエのようなハイパーインフレになるとは思えません。そんな風に紙幣を刷るとはとても思えません。過去に日本はそのようになったことがある時は、戦争後の敗戦で国が破綻した時だけです。
どちらかと言えばイギリスのようにインフレにより物を買う時は苦しいけど、賃金は上昇せず、生活苦になるというものです。
オーストラリアの人件費は素晴らしい
この賃金が上がらないということだけを見ると、オーストラリアは理想的です。人件費が最も高い。鉱山で仕事をしている人などは若い人でも年収1200万円ある。
電車の運転手も900万円くらいある。
オーストラリアは世界的に人件費が高く、失業保険にも恵まれており、日本のような支給に期限があるわけでもなく、無期限です。
この為、年間の3分の1だけ仕事して後はサーフィンをして過ごしている人もいます。
人件費が高いため、転職する人も多く半年いないに転職する人は6割を超えます。
オーストラリアのようになっていた方が日本人も幸せでしょうね。無駄に働きまくって低賃金で苦労するわけですからばかみたいな話です。これは社会主義的考えで個人が幸せになるかという考えではなく、国が潤うかという基準で考えられている事が利用です。
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