任天堂がスマホゲームに進出することを発表し、株価はストップ高になりました。

任天堂の株価

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任天堂とディー・エヌ・エーの資本提携合同記者発表会映像

東京株式市場で任天堂(7974.T)とディー・エヌ・エー(2432.T)は買い気配のまま終了し、ストップ高比例配分となった。17日に両社は資本・業務提携を発表。任天堂のIP(知的財産)を活用したスマートデバイス向けゲームアプリを開発することなどがポジティブサプライズと受け止められた。

任天堂株の終値は前日比3000円高の1万7080円。2011年6月以来、3年9カ月ぶりの高値水準となった。同社株はゲーム機の販売苦戦に伴う巨額赤字の計上などで低迷が続いており、出遅れ感が強まっていた。ディー・エヌ・エーは300円高の1707円で引けた。

任天堂はこれまでスマートデバイスへの事業展開に慎重姿勢を見せていただけに、提携は市場で大きな方針転換ととらえられた。ゴールドマン・サックス証券は18日付のレポートで、任天堂の「IPのファンベースがモバイルゲームのアクティブユーザーになれば、グローバルで月商300億円以上のモバイルゲーム展開は可能になる」と指摘している。

ディー・エヌ・エーにとっても事業拡大の起爆剤となるとの期待が広がっている。

ただ、今後の2社の業績面での影響は未知数との慎重な見方もある。

いちよしアセットマネジメントの秋野充成・執行役員運用部長は「(任天堂が)これまでとは異なる動きを見せたことで株価は反応したが、提携効果についてはまだ不透明だ」との見方を示す。一方で、他にこうした株価低迷銘柄を探す動きなどが活発化する可能性があるとし、「相場全体への波及効果は大きい」と話している。

https://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0ME0HK20150318

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任天堂がストップ高になっただけではなく、ディー・エヌ・エーもストップ高になりました。

任天堂は今回の資本提携で220億円の株式交換をディー・エヌ・エーと実施しましたがストップ高により、たった一日で時価総額が4260億円増加しました。

 

これはディー・エヌ・エーをまるごと2回買収できる金額となります。

今回のスマホ参入は凄まじいインパクトが有りました。据え置き型ゲーム機や専用ゲーム機は今後、どうなっていくんでしょうかね?