サピックスのような進学塾のカリキュラムを見てもZ会中学受験コースのように5年生までに一通り6年生の勉強を終らせ、算数ならば私立受験用の特殊算を覚えるという流れになります。問題の質も基本的なパターンを何度も覚えるというやり方が殆どであり、有名私立の過去問がそのまま解けるのか疑問に思うような部分が多数あります。

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6年生の1年間で過去問対策など受験に戦える学力を一気に付けます。それまでは基礎という基礎を徹底しています。この流れが効率いいのでしょう。

我が家は小学1年生なので5年生までの勉強をいくら見ても受験に戦える学力にならないので気になっていました。

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国語の点数が稼げないというのも6年生のカリキュラムを見ると分かります。主語と述語やこそあど言葉は4年生、5年生で勉強します。ただ、受験問題で点数を稼げないのはサピックスの問題を見るとよく分かるのですが非常に素晴らしい配置で語彙や慣用句、四字熟語、3字熟語、ことわざなどが大量にちりばめられています。語彙力がない人は国語で得点をとれないようになっています。慣用句や四字熟語を熟知するためには漢字学習も必要です。

国語の問題で基本的な論理的な考えは低学年や4年生くらいまでにやります。とにかく語彙です。

 

中学受験の勉強をする塾ではとにかく算数が自宅学習の8割といいますが算数が本当に時間が掛かります。算数と比較すると国語や理科、社会は時間を使いません。なんとなく中学受験の傾向が見えてきました。

Z会の中学受験コースで5年生までに6年生の勉強を終らせ、サピックスの塾生専用の問題集を平行でやろうと思います。

四谷大塚の予習シリーズもいいのですがいまのところ、そこまで手が回らないと思います。やれる時間は限られていますので問題を精査し、基礎学力の徹底をしたいものです。

本当の戦いは6年生の1年間です。