日経平均株価は、今年になってから値動きは大きいですが勢いはありません。

そこで日米の株価を比較してみましょう。

日経平均株価

日経平均株価は、このようになっています。年末まで停滞感があり、12月にそこそこ上昇し、1月から完全に勢いが無いです。

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一方、ダウ平均はどうでしょうか?

ダウ平均

ダウ平均は10月から綺麗に上昇していますし、年始早々から横ばいという感じです。

1月だけを見ると、日本も米国も株価は横ばいになっている状態です。

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自分は、長期的に投資をするならば日本株は最悪だと思っています。

長期投資をするならば、ダウ平均の方が数倍いいでしょう。パフォーマンスも大きく異なります。しかし、現在は円安であるため、海外の投資はリスクが有ります。

長期投資をし、日経平均は下落すると円高にもなります。ダウ平均が横ばいであろうが日本人は数割の大損をすることになります。

 

今後数年間、日米の株価は勢いを失い、暴落をすることなく停滞するのではないかと思っています。

どちらにしろ、大きく上昇することはないでしょう。

日銀の動き

注目されるのがインフレターゲットを宣言した日銀の採点です。

はっきり言ってインフレ率2%はまったく到達できません。これが明らかになってくるときにどうなるのかということです。さらに量的緩和をなんらかするかもしれません。この動きが出そうなのが3月4月頃です。

 

 

賃上げといいますが現状は、かなり厳しい道程です。

日銀とアベノミクスが、やっぱり無理そう。デフレ脱却なんて一時的に量的緩和を増やしただけで、数年間の春が来ただけだとなると、株価は完全に長期失速します。

このように長期失速する可能性のほうが実はいまは高いです。しかし、株式相場というのは絵に描いた餅というようにイメージで株価は上がります。事実で下がります。

 

いまはデフレ脱却、株を買って現金よりも投資というイメージで国民資金を株式市場に吸い上げています。NISA口座も最悪のタイミングでスタートしています。

この口座を理由に長期投資をする人もいるでしょう。

多くは、数年後に含み損を抱える可能性が高く、5年、10年塩漬けに損失を抱えても回収できないと思います。